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音楽理論における科学的根拠パート4 [音楽理論における科学的根拠]

テーマがひとつ戻ってしまいますが「音楽理論における科学的根拠」の補足です。

1オクターブに音が12個というのはギリシャではピタゴラスが一弦琴、中国では京房が管楽器を使い見つけられたといいますが、これは科学的というか物理的な考えからきています。

ここでは例として弓を使い、ある音に対し同音よりきれいに響く音程をみつけるという作業から始めたいと思います。
弓に「ド」の音が出る糸が張ってあるとします。
同音程はもちろん同じ長さの糸が張ってある弓です。
糸の長さを半分(1/2)にするとオクターブ高い「ド」の音が出ます。(振動数が2倍)
次に糸の長さを1/3にするとします。(振動数が3倍)
これが「ソ」の音となり同音、オクターブの次にきれいに響く音程となります。

これは完全に科学的というか物理的な考えからきているので「音楽理論における科学的根拠」の1つに当てはまると思います。
前のブログで音の物理的性質として「倍音列」というものを紹介しましたが、この「倍音列」でいうと第1倍音~第4倍音が該当します。

さらに弓の作業を続けます。
次に、この「ソ」の音の同音、オクターブの次にきれいに響く音程をみつけます。
弓がすごく小さくなっていってイメージしづらいかも知れませんが、倍の長さも同じ「ソ」の音です。
「ソ」の音の1/3の長さの弓は「レ」の音となります。

これを12回繰り返した時に元の「ド」と大体同じかな?という音になります。
ここから12音という数が出てきています。

大体同じかな?というのがミソなんですが実はずれていたんですね。

このずれているのがピタゴラスコンマと呼ばれていて、その後平均律やら純正率やら様々な音律が出てきてしまう正体です。
(個人的にはこのピタゴラスコンマに人が音楽で感動する正体があるのでは?と考えています。)

12というと時計の針、1年の月数も12ですし何か神秘的な数、いかにも音楽と科学を結びつけるようなイメージが出来そうですが、
ずれているものを採用しているということは、科学的根拠の無い12という音を使っていると言えると思います。


また違う観点からですが、以前のブログで「倍音列」の第1倍音~第7倍音までの音は
ド→ド→ソ→ド→ミ→ソ→(シ♭)
となっていて、コードでいうと7thコードとなるという点に際し、
クラシック界では緊張を表し、悪魔の音程(三全音、トライトーン)を含むコードが実はひとつの音を出した際に既に鳴っている、
ということを紹介しましたが、このことに気づいた際二人の人物のある説が浮かびました。
ダーウィンの進化論とコペルニクスの地動説です。
今では一般的になっていますが、発表当時は大きな批判・反論があったといいます。
これと、倍音列という自然現象の中に聴かれる7thコードを悪魔の音程と位置付けるイメージが重なったんですね。

倍音列の「ファ#」を人工的に「ファ」としている点も含め、私は音楽というものを
音楽はキリスト文明の国ヨーロッパによって体制付けられた文化であり、自然に発生するものではなく、まさしく人が創造する芸術
とする結論に至った次第です。

「音楽理論における科学的根拠」というテーマはかなり長くなってしまいましたが、結論からすると根拠とするものはあまりないということが言えると思います。
あるとすれば、

1.同音程、オクターブの次にきれいに響く音は完全5度。
 (弓の長さ、第1倍音~第4倍音)

2.第1倍音~第6倍音までの音(ドミソ)をきれいに響く協和音としそれをトニックに置く。
 (マイナーキーというのはメジャーキーからあくまで派生的に出てきたものと個人的に位置付けています。)

3.縦のつながり(コード)は5度音程を基礎とし、横のつながり(コード進行)はその展開音程の4度を取ると聴きやすい進行となる。
 (4度進行(ツーファイブなど))

4.スケールの成り立ちも完全5度を組み合わせて作られている。

この程度かと思います。
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音楽理論の位置付け [音楽理論の位置付け]

音楽理論は「国語」に似ていると思います。
「国語」では、
単語があってそれを組み合わせ順序良く並べます(文法)。

これを音楽に当てはめると、
単音があって、組み合わせてコードを作り、コードを並べる(コード進行)。

で、この「国語」ですが誰も「国語」どおりにしゃべっている人などいませんね。
にこるんが国語の文法通りしゃべっていたら気持ち悪いですw というかつまらないですw

音楽理論も同じこと。誰も「音楽理論」に100%忠実に曲を作っていませんし、そんな曲はつまらないのです(←かなり大ざっぱかつ大げさに表現しています)。

国語のなかに「古典」というものがありますが時代も変われば文法、話し方なども変わってくるわけです。
日本の中だけで見ても地方の方々には「なまり」というものがありますし、海外には「英語」「フランス語」「中国語」など様々です。
これがちょうど音楽でいう「ジャンル」というものになると思います。

最初に言葉があってそこに構成、法則を見つけ「国語」が出来ているという点も似ていると思います。
音楽も最初に音(曲)があってそこに構成、法則を見つけ「音楽理論」が出来ています。
ようは「音楽理論」は様々な曲の統計を取ったにすぎません。
このコードの次はこのコードがよく使われていて、他のコードの使用がほとんど見られないから禁止にしようとか・・・
「音楽」は12個の音の順列・組み合わせでしかないですから。

で何が言いたいかというとですねw 何度か以前のブログでも言っていた
「音楽理論において間違いなどというものはない」正しい音楽、間違いな音楽など存在しないことと同様に、それを定義付ける音楽理論においても不正解などない、という点を裏付けたい訳ですねw
逆にいえば音楽理論は全て間違いで正解はひとつもない、と言ってもいいかも知れません。
その程度のものだと思います。

たまたま300年ほど前、世界の文化の中心がヨーロッパで、たまたまその時そこでクラシックという音楽が流行っていた、
との理由でクラシックおよびそれを体系付けた「音楽理論」が今日にも広がっている程度のことだと位置付けています。

世界の文化の中心が、ヨーロッパではなくインドだったとしたら、今日の「音楽理論」は全く違ったものになっていたでしょうし、日常流れている曲も全く変わっていたかも知れません。
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音楽理論における科学的根拠パート3 [音楽理論における科学的根拠]

前回は、ジョージ・ラッセルという人の発言
「従来のドレミファソラシドを基にしている音楽理論は間違い」
という所で終わっていました。

では彼は何が正解だと言っているのでしょう?それは、
「ドレミファ#ソラシド」(=リディアンスケール)
を基にすべきと言っています。

ジョージ・ラッセルはある実験をしています。
実験の内容は、曲の最後のコードが
「ドミソシレファラド」で終わった場合と、
「ドミソシレファ#ラド」で終わった場合、どちらの方が一体感があるか?終止感があるか?との内容でした。
結果は「ドミソシレファ#ラド」の方に多くの人が一体感がある、終止感があると選択したとのことです。

でもこれって、音楽理論を勉強された方ならお分かりでしょうが比較対象がおかしいです。
「従来のドレミファソラシドを基にしている音楽理論」では、
「ドミソシレファラド」の「ファ」は他の音と一体感が保てない為、使ってはいけないことになっています。

他の比較の例をあげます。
「ドレミファソラシド」を基にしたもので大変多く、非常にポピュラーな曲の終わり方に次の様なコード進行があります。

Dm7→G7→C(もしくはF→G7→C)

この度数関係をジョージ・ラッセルのいう「ドレミファ#ソラシド」ですると次の様になります。

D7→GM7→CM7

これまで聴いてきた音楽の影響(耳の記憶)から来る部分ももちろんあるとは思いますが、それがなくても最終トニックのCM7より2つ目のGM7のコードに対し多くの人が終止感(中心感)を感じるのではないかと個人的に思います。

また、「リディアンスケールは調性引力の基本単位5度がトニックから6つ積み重ねられたもので、メジャースケールより優れている」とも言っています。
これに対しては、リディアンスケールは逆にトニックへ5度で進む音が欠けている、という点が欠点というか弱点になっている様にも思います。

「ドレミファソラシド」=(メジャースケール)は、テトラコルドという音構成からもみてもバランスが取れています。
ド--レ--ミ--ファ|ソ--ラ--シ--ド
 (全音 全音 半音)    (全音 全音 半音)

それと「ファ」と「ファ#」の選択に際し「倍音列」を引き合いに出している意見もみられます。
倍音列というのは音の性質で、あるひとつの音=基音を出した際にその整数倍の音が順に出てくるという物理現象です。
(中学の物理の教科書にも出てきていたかと思います。)

単純な例を挙げれば、ある音=基音が100Hzだった場合だと、
100Hz→200Hz→300Hz→400Hz→500Hz→・・・
と、どんどん音量が小さくなって高い音が出てくる現象です。

ある音がドだった場合は次のようになります。

ド→ド→ソ→ド→ミ→ソ→(シ♭)→ド→レ→ミ→(ファ#)→ソ→(ラ♭)→(シ♭)→シ→ド
()は近似音
ピアノでペダルを踏みながら、それぞれの音をすごく軽く弾いていく(というより開いていく感覚)ととてもよく分かります。

そうです!ある音が鳴った際に、その上に微かに聴こえる音は「ドレミファソラシド」ではないのです!
「ドレミファ#ソラ♭シ♭シド」が鳴っています。

ちょっと話が脱線しますが、第1倍音~第7倍音までの音を確認すると
ド→ド→ソ→ド→ミ→ソ→(シ♭)
となっていて、コードでいうと7thコード。
そう、クラシック界では緊張を表し、悪魔の音程を含むコードが実はひとつの音を出した際に既になっている、という点が興味深いです。

この倍音列の影響からか、よく「ファ」の音は人工的だと言われます。
確かに倍音列でみると「ファ#」は11番目に出てきて、「ファ」の音は一般的に見る倍音列の16番目を超えて21番目(-29セント)まで出てきません。

このような点からも「ファ」ではなく「ファ#」を選択した方がより自然的(科学的)との意見もあるようですが、でもなぜ人工的ではいけないのでしょうか?
そこで今回のテーマ「音楽理論における科学的根拠」1回目に登場したアレクサンダー・ジョン・エリスの言葉に戻るわけです。
「音楽は自然なものではなく非常に人為的なもの」と。

音楽理論というのは、もっとシンプルなものだと個人的には思います。個人的な独自の理論で、あれほど長い理論になるのも理解しがたいです(濱瀬元彦さんの本なども)。

マイルス・デイヴィスがモード・ジャズを築くきっかけになったとか、この本の影響で武満徹が「地平線のドーリア」という曲を書くきっかけになったなどエピソードはありますが、この本以前に教会旋法は存在しています。

リディアンスケールあるいはドリアンを基に曲を作るという考えはとても素晴らしいと思います。
(マイルスの「カインド・オブ・ブルー」は大好きなアルバムです。)

私はここで、リディアンスケールよりもメジャースケールの方が優れている、などということを主張しているわけではありません。
リディアンスケールを基に、音楽理論を組み立てることも決して間違いではないと思います。
ただ、「300年近く受け継がれている音楽理論が間違っている」「リディアンスケールはメジャースケールより優れている」
とジョージ・ラッセルがいうのであれば、もう少し具体的な対比が欲しかったと感じます。
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音楽理論における科学的根拠パート2 [音楽理論における科学的根拠]

こんばんわ!
今日は音楽理論における科学的根拠パート2です。

一時期、音楽理論の勉強にはまっていた時期がありました(音楽学校卒業後も・・・)。
そこで常々思っていたのが、本によって書かれていることが違う点です。
ある本ではこれはOK!で、同じ音使いに対し違う本ではNG!とか・・・(特に対位法関係で多いです。)

もーどっちが本当なのーー!?と・・・

そこで私は、それを裏付けする科学的根拠が分かればどっちが正しいか、正解がわかるのではないか?と考えました。

でも結局行き着いた結論は、音楽理論において間違いなどというものはない、ということでした。
正しい音楽、間違いな音楽など存在しないことと同様に、それを定義付ける音楽理論においても不正解などないという考えに行き着きました。
(あくまで個人的な考えです。あと科学的根拠という物に関しては全くない訳ではないです、こと倍音列などをもとにした考えでは。)

にも関わらず、とんでもないことを言っている人がいます。
アメリカの作曲家、ジョージ・ラッセルという人はこんなこと言っちゃってます。

「従来のドレミファソラシドを基にしている音楽理論は間違い」だと。

確かに「間違い」と書いてありました!
日本語訳を読んだだけなので英語ではニュアンスが違うのかもしれませんが・・・ただ「間違い」って・・・。

その方は独自な考えをもとに、けっこう厚目な音楽理論書を書いているのですが、自分が書いた理論が正解で他の理論書は全部間違いと言いたいのでしょうか?

私は彼の理論の内容以前に、考え方自体がそもそも間違っていると言いたいです。

少し熱くなってしまいましたw
次回は、このジョージ・ラッセルって人の本の内容の面について、具体的な音名などを交え激しく批判していきたいと思いますw
ありがとうございました!
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音楽理論における科学的根拠?? [音楽理論における科学的根拠]

こんばんわ!
早速ですが本日のテーマ「 音楽理論における科学的根拠 」ということに関して私は、半年くらい真剣に考えていた時期があります。
音楽好きな人でも全く興味ない人が多いでしょうがw

最初に過去の偉人達の発言をご紹介させて頂ければと思います。
まずは、イギリスの民族音楽研究家のアレクサンダー・ジョン・エリスはこう言っています。

「音楽は自然なものではなく非常に人為的なもの。」

次に、クラシック音楽の作曲家のバルトークはこう言っています。

「作曲は自然に規範を仰ぐものだ。」

「民謡もまた1つの自然の現象であり、その構成は花や動物等の生きた有機体と同じように、自然に発展したもの。」

「楽曲の小節数×0.618の箇所にある種のクライマックスが来る。」

などです。
で自分の考えはアレクサンダー・ジョン・エリスに近く、こう結論付けました。

音楽はキリスト文明の国ヨーロッパによって体制付けられた文化であり、
自然に発生するものではなく、まさしく人が創造する芸術

です。ただこれは、いわゆるクラシックの古典派時代、音楽大学などで基本的に習う音楽理論の範囲においてです。

よって日本の雅楽、インドの音楽などは違うかも知れません。より自然的に作られている部分も多いかと思います。
例えばインド音楽で使われるラーガ(一種のスケールのような物)は、演奏する時間が早朝か深夜かはたまた日没の時間か、また季節は。その時の感情は?などという点において細かく体系付けられています。


バルトークの考えが間違いなどと言っているわけではないです。
バルトークはこういう発言をしたから、こういう考えに基づいて音楽を作っていたから、今でも音楽の教科書にのるような偉人になっているのでしょうし・・・。
(個人的にはバルトークの音楽はあまり好みではないですが・・・。)

そもそも音楽理論において、間違いなどというものはないと個人的には考えています。

にも関わらず、とんでもないことを言っている人がいます。

アメリカのジョージ・ラッセルという人なんですが・・・
続きは次回にでも。ありがとうございました!
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シュールな音楽観パート2 [シュールな音楽観]

こんばんは!
今日は、昨日お話していたシュールな音楽観の続きです。

個人的に音楽に対するシュールな見方、発言が大好きなのですが、近年話題になったものにどんぴしゃなものがありました。
それは「ソルフェジオ周波数」というものです。
話題になったの2年前くらいでしょうか?(ネタが古くすみません・・・)

ソルフェジオ周波数というのは
528Hzが無限の可能性、DNAの修復、奇跡
とか
936Hzが高次元、宇宙意識とつながる
などなど・・・

もーこれを初めてみたとき
「宇宙意識ってなにーーーー!!!」
と、叫びと共にめちゃ興奮したのを覚えています(笑

ちょっと大げさだったかもしれませんがw、でもそれくらい好きな世界観といいますか、ネタだったんですね。
シュールでちょっとオカルチックで・・・

でも音楽オタクな自分が、今まで聞いたこともなかったってどうなんだろう?と今年の夏だったと思うのですが1日本腰入れて調べました。

結果、どうやらソルフェジオ周波数を聴いた時間(多分30分ないと思いますが)と調べた時間が無駄だったようでした。
これはあくまで自分が調べた範囲においての意見です。
それ関係の本やCDが沢山売られているようなので、完全に否定するなんてことは出来ません・・・。

ただ調べた範囲においては、ソルフェジオという言葉自体が11世紀のもののようですし(ソルフェジオ周波数は古代の音階といっている)、
いくつかの周波数がA音=440Hzを元にしているとの意見もありました。
この440Hzというのは、前回のブログにも書いたように1939年に国際規約で決まられたものなので、この点からも古代という点からずれています。

他の周波数に関しても、今現在主流になっている「平均律」による音のブレと「純正律」をサブリミナル的にもぐりこませている部分がある、との意見もありました。

ただ先ほども言ったように、否定なんて出来ません。本やCDを購入された方もいらっしゃるでしょうし。
音楽自体はすごくゆったりしていて、ヒーリングミュージックのようで、自分のような人でも信じて聴けばそれなりの効果が・・・
プラシーボ効果でしたっけ?あるかもしれません。
でも・・・宇宙意識って・・・( ;・ω・)

今日はこの辺で、ありがとうございました!
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シュールな音楽観について [シュールな音楽観]

自分自身、音楽を聴いていると色を感じることがあるのでやってみました!
昨日お話していた共感覚テストです。
結果は・・・無いみたいでした、共感覚。
やっかいな感覚のようなので無くて良かったですが・・・

で、あらためてやってみて気づいたのですが、自分が音楽に色を感じるのは相対音感的な部分で感じていたようです。
より具体的にいうと調性外の音に色を感じ、調性内の音には色を感じませんでした。
しいていえば調性外の音から戻った最初の調性内の音にクリアな色を感じる程度。

共感覚を持ち合わせている方は、1つの音のみで色などを感じるようなので全然違いますね。
前二回にわたりお話した「共感覚」ですが、共感覚を持ち合わせている、過去の天才方達のシュールな発言が個人的にとても好きです。

今回は、共感覚とは違った面でシュールに音楽を見ているものがいくつかあるので、それをいくつかご紹介させて頂ければと思います。

まず1つ目は、24個の調性(キーですね、カラオケでいう。)それぞれに意味、雰囲気を定義付けていたとの事です。
(24っていう数字は1オクターブ=12音×2(長調と短調)=24種類)

例えば、ハ長調は「太陽のような明るさ」。変ロ短調は「陰暗で憂鬱で悲劇的」、嬰ヘ短調が「暗く神秘的、妖怪的」などなど・・・
でもこれってないなーて思うんですよね。
「長調は明るい」「短調は暗い」程度は分かりますが、基準となるキーがないとそれとの違いが見つけられないわけで・・・高いか低いとしか。

じゃあ基準となるキーって何?となるわけですね。
おそらく調号が何も付かないハ長調およびイ短調かと思いますが(ピアノの白鍵のみで弾けるキー)、時代によってピッチも変わっていますし。

で次は、今のお話の中にあった「長調は明るい」「短調は暗い」についてです。
トレハブ教授という方が行った実験で、4歳~8歳の子供に「短調」「長調」の曲を聴かせ感情を表現させたところ、違いを判別できなかったとのことです。
「長調=明るい/短調=暗い」は後天的に学習されるものだと結論付けています。

で次は、またさっきのお話の中にあった基準となるキー(音)についてです。
ラの音(A音)が440Hzと決まられたのは1939年の国際規約でのことですが、
何とこの440Hzという周波数(音の高さ)は赤ちゃんの泣き声の平均的周波数というのです。
さらには、人間のみならず他の動物の赤ちゃんの泣き声も大体同じという意見もあって・・・
本当だったらおどろきです。

今日はこの辺で、ありがとうございました!
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共感覚パート2 [共感覚]

こんばんは!
今日は、「共感覚」パート2です。
突然ですが皆さまは次の字に何色が浮かびますか?


 炎


「赤」ですよね、では次は?


 海


「青」ですよね。でもこれっていうのは、ただ単に文字から実際のものを思い浮かべて連想させているだけで、共感覚とは全く違うとのことです。

例えば、実際に炎が赤色で書かれていたとします。
ある共感覚を持ち合わせている方は炎という字が黄色く見えるとします。
そうするとその方の感覚では、実際の文字の赤色と混ざって気持ちが悪くなる、
というところまでいってしまうのが共感覚とのことです。

共感覚テストというのが、ネット上で様々あるようですので皆さまも試されてみては!?


でこの共感覚ですが、芸術家、詩人、小説家の2割から3割の人が持ち合わせている感覚とのことで、有名人にとても多くその辺の影響からか、共感覚になりたいと思う人もいるようです。

ただ、実際共感覚を持ち合わせている方は、この感覚を良く思っていない方が大半のようです。
ひとつのものに対し、感覚者でないひとよりも多くの感覚で受け取るので、より美しく感じられることはあっても、その逆で目を背けたいほどおぞましいものも見えてしまうこともあるとのことです。

フランツ・リストはオーケストラを指揮したとき、「もう少し青く」「ここは深い紫色に」など、音を色として表現した指示ばかり出し、団員たちが困惑したというエピソードがあったということですが、この共感覚さえなければ団員たちが困惑しないよう、上手く指示を出せていたかもしれません。

映画の火事のシーンで流れたBGMに青いイメージを抱いた場合、シーンに入り込み辛いようなこともあるようです。

人と同じ感覚を得られない為、孤独を感じ「自閉症」になりがちとのことです。
共感覚を持っているがゆえに、普通に出来る仕事の選択(業種)が狭まれてしまうこともあるかも知れません。

・・・「共感覚」パート2でした。
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共感覚について [共感覚]

こんにちは!

今回は昨日お話したように、フランスの超天才散文詩作家アルチュール・ランボーをテーマにしようかと思っていましたが、詩の引用などをブログに書くのは良くないみたいですね・・・

あまり具体的には書けませんが、永遠について詠っている詩がとても好きです。
あと、たしか同じ散文詩の中だったと思うのですが
「俺は母音の色を発明した!」なんてことも詠っているんですよ。
このシュールな感覚ステキですね♪

で、このシュールな感覚ですがw・・・「共感覚」といわれるようです。

今回の「俺は母音の色を…」っていうのは、文字に色がついているような感じですかね。
その逆の、色に文字を感じるというのも「共感覚」の一種となるのでしょう。

他には、音に色を感じたり、形に味を感じたり・・・またその逆も「共感覚」の一種ですね。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などという「五感」がごっちゃになっちゃっているんですね。

食べているのがピーマンなのに、緑にアイスの味を感じてしまったら・・・嫌ですね
食事とかできたもんじゃないです。お箸の色とか、食器の色とかも気をつけないといけなさそうだし・・・
目を閉じればいいかも知れませんが、暗闇に対しても味を感じてしまったら・・・って考えてたらキリないですね

でこの「共感覚」ですが、芸術家、詩人、小説家の2割から3割の人が持ち合わせている感覚だそうです。

自分の好きな現代音楽の作曲家に、オリヴィエ・メシアンという人がいるのですが、メシアンは音を聴くと色彩や模様などを連想したらしいです。

あと好きな抽象絵画の画家でワシリー・カンディンスキーという人がいるのですが、その人の本のなかで形(丸や三角、四角)と色を定義したという文面があったと思います。
あと点と線と面というものに色を定義していたり・・・

水平線は青で、45度は赤で、三角形は黄色でとか
すごくないですかーー

自分の部屋に唯一貼ってある絵がこのカンディンスキーという方のコンポジションⅧで。
(逆さまに貼っていますw)

でこのコンポジションは全部で10枚あって音と色の調和をテーマにした作品群となっています。
無音を白で表したり、とかですかね・・・

ちょっと話が脱線してきてしまった気もしますが「共感覚」・・・奥が深いですね。。
次回も同じテーマでいこうかと・・・
タグ:共感覚
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日本アニメについて [日本アニメ]

こんばんは!
今回は、昨日の続きからいきたいと思います。
テーマは・・・まだ決まっていませんw

えーと、昨日はジョージ・ルーカスさんが黒澤明監督に影響を受けていたってところで終わりましたが、今回はその逆パターンで・・・

30年上前に放送されていたにも関わらず今でも人気のある、某ロボットアニメ・・・そう、お台場にも巨大な模型がある、ガンダムです。

さっき初めてこの2つの題名「スターウォーズ」と「ガンダム」で検索しましたが、やっぱり色々書いてありますね・・・

圧倒的にルーカス派な自分は、日本のアニメに肩を持つ発言はちょっときつかったですが・・・

フォースとニュータイプ
ライトセーバーとビームサーベル
主人公の敵のヘルメットやら兄妹関係やら・・・

ルーカスが黒澤明に影響されたと発言しているように、日本のアニメ側もルーカスに影響受けたとしっかり言っていいと思うんですが・・・
、まぁ言わなくても、もちろんいいですけどw

そう言えば、前にめちゃガンダムオタクの知人に、そのパクリの件を言ったら本気で怒っていました。こわかったですw

あ、でも日本アニメを批判してるわけでは全くないです。
フランスなどで日本アニメは世界的に人気ありますよね!

自分は小さい頃、相当猫型ロボットのアニメにはまちゃっていたらしく・・・
いじめられたら猫型ロボットちゃんは来てくれるのだろうか?笑とか、
自分の勉強机に頭から入ろうとしたこともあったそうです(笑 ←リアルな話ですw

で、某猫型ロボットちゃんはベトナムなどでも大変な人気のようですね!

でも、自分にはあまり良い影響なかったと思います。猫型ロボットちゃん (・_・、)

なんというか・・・夢がありすぎて・・・

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
なんてのがありますが・・・そうなのかもしれませんが、自分が生きているうちに実現してくれないと何も意味ない気してしまいます (・_・、)

ちょっと病んできましたねw
今調べたら、人間が想像出来ることは・・・というのはフランスの作家、ジュール・ヴェルヌさんと言う方の言葉だそうです。
かと思えば、某日本アニメにも同名で登場するウィリー・ガロンさんの発言とかっていう意見も・・・

またアニメに話が戻りましたw

フランス作家というのが出てきたので、明日はフランスの超天才散文詩作家ランボーをテーマにしようかと・・・

3回目は以上です。
今日のテーマは(いまさらw)日本アニメですかね!←これで決まり!!
ありがとうございました!
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